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ソフトウェアを評価する基準|ソフトウェアとは

2月 22, 2018

ソフトウェアにおける品質特性とはどういうものであるのか

ソフトウェアの評価が気にしてみましょう。実態のあるハードウェアと違って、目に見えないソフトウェアを評価するというのは非常に難しいです。仕様を見ただけでは具体的な性能はわかりませんし、現実に運用してみて初めて使い勝手がわかるようなソフトウェアも多いです。評価が厄介なソフトウェアですが、目に見えない製品であるからこそ評判が重要な意味を持つのも真実です。ソフトウェアの評価を可能にするために行われてきた取り組みが、品質特性と言われる考え方です。

品質特性とは、ある者の品質を示す特性のことを指します。

合理的な基準で定められた項目ごとに品質の特性を評価して、理解しにくい品質評価を誰でもわかるようにチェックするという取り組みです。ソフトウェアの品質特性に関しては、国際基準のISOIEC9026が1991年に定められています。日本国内のソフトウェアの品質特性基準としてはISOIEC9026で創られたJIS規格、JISX0129-12003が活用されています。ソフトウェア自体の品質特性は歯車性、信頼性、使用性、効率性、保守性、移植性の6つの特性が規定され、さらにそれぞれに副特性が設定されています。

機能性は特定条件下のもとで必要な性能が実装されているかどうかを示す特性です。ソフトウェアの機能そのものを査定します。

信託性はソフトウェアが正常に動作するかどうかについての特性です。信頼性が低いと安定性を損なうことになります。使用性は使いやすさや分かりやすさに関する特性です。誰でも使えてわかりやすいアプリであるかを評価します。

効率性はアプリの効率に関する特性です。

効率性が優れているほど、少ない資源で高いパフォーマンスを生み出します。保守性は修正や改定などといったメンテナンスのしやすさを示す特性です。保守性が低いと後から変更するのが難しくなります。移植性は別の環境に移植した際の再現度や移植のしやすさについての特性です。特定のハードウェアでしか動作しない時は、移植性があまりないことになります。