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防犯に優れた鍵を使用するには専門家に頼む必要があります

2月 26, 2018

戸建てやマンションなど家の玄関などに使われる鍵には色々な種類があり、それぞれ防犯性に差異があるので選び方が大切です。

一般住宅の玄関を守ってきた鍵がディスクシリンダーを使ったものです。縦になっている鍵穴が基本的な構造で、キーは鍵山がギザギザになっています。

鍵穴の中にはドライバーピンが複数並んでいます。鍵を差し込みする事によって鍵山沿いにドライバーピンが押し上げられて開錠するという仕組みになっています。このタイプはピッキングをしやすい弱点があります。

ピッキングに慣れた空き巣ならたった数十秒で開錠してしまうので防犯性は低いです。ディンプルキーと呼称される鍵面にいくつかの凹みと溝が付いている形態の鍵があります。

このタイプでは鍵穴に鍵を差し込む事によってドライバーピンが上に押し上げられるといった仕組みはディスクシリンダーと同様ですが、より複雑な構造になっているのでピッキングに対抗出来ます。

ディスクシリンダーをピッキングするのと比較して10倍以上は大変だと言われています。長時間でよければピッキングで開錠することは可能ではありますが、空き巣は時間が掛かるのを嫌いますので有効な防犯対策が行えます。

破壊して侵入されないようにドリリング防止板が入っているディンプルキーも販売されています。まだご自宅の玄関でディスクシリンダーをご使用なら、ディンプルキーに付け替えるだけと簡単です。

更にパスナンバーを使って開錠するテンキーロックという鍵もあります。これなら鍵穴や鍵は無関係な方法なので、ピッキングによって不正に開錠されることはありません。暗証番号は任意で設定する事が可能です。

桁が多いほど防犯性が高まりますが、覚えるのが容易でありません。最近ではカードで開けられるカードロックや指紋で開錠を行う指紋照合といったタイプの鍵も開発されています。多くの方は交換するといっても出来ないでしょうから、鍵屋さんにお電話して依頼される事を推奨します。

代金は鍵の部品代と鍵交換の工賃、そして消費税が掛かるのが一般的な鍵屋さんです。お電話一本で指定の日時にご自宅まで出張、それほど時間は掛からず交換作業は終了します。